東生通信(立ち姿勢の安定性)
〇安定性とは
安定性とは、平衡状態からの変位に対して物体の抵抗である。
平衡状態を維持しようとすることが安定性です。
地球は重力があるため、立ち姿勢を維持するためには様々な要因があります。
〇安定性の要因
安定性を保つには以下の要因があります。
・重心の高さ
・支持基底の広さ
・支持基底と重心線の関係
・質量
・摩擦
・分節性
〇まとめ
上記安定性の要因を理解し意識できると、スポーツや日常生活動作にも有効活用ができます。
例えば、どんなスポーツでも左右前後の動きはあり、その際のバランスは大事になります。バランスが悪い場合、上記内容の重心の高低、支持基底の広さなど安定する位置を知っていれば取り入れることができます。
その結果、動作が安定したりスムーズになり、競技能力の向上にも繋がります。
スポーツや日常生活で、不安定な動きがあれば一度全体の動きを見直してもいいかもしれません。
体の動作が不安定だと、動作による腰痛や肩コリなど不調の原因となる場合もあります。当院では、動作の確認から修正まで根本的な改善を目指しています。