東生通信(体幹について)
〇体幹とは
筋トレ、学生の部活動、リハビリ、腰痛予防など様々な場面で「体幹」という言葉が使われます。
では、「体幹」とは何を指すのでしょうか?
何人かにお聞きしたところ、インナーマッスル、体の軸などといった答えが出てきました。
正解は、手・脚・頭を除いた部分を指します。
特に運動をされている方は、体幹トレーニングがあるため、インナーマッスルを指した方が多かったです。
〇体幹の役割
体幹は読んで字のごとく「体の幹」なので、体幹の筋の強さによって体にも影響があります。ここでは、体幹トレーニングをイメージされる方が多いことから、体幹の筋肉の役割について解説します。
1,姿勢の維持
体の前面・後面の筋肉は姿勢を維持するのに重要な役割があります。(以前の東生通信(筋肉と姿勢)でも解説していますので参考にしてください)
2,動作が早く・強くなる
例えば、ボールを投げる動作でも、最初に動くのは腕ではなく体幹部で、それに連動して腕が動きます。なので、腕の力だけではなく体幹の筋肉を鍛えることにより、動作が早く力強くなります。
3,ケガの予防
腹横筋など腹部の筋肉を鍛えることにより、腹圧を高めることができます。コルセットのように腹部を包むため、腰痛などの予防にも繋がります。
〇まとめ
ここでの解説は一部ですが、体幹のいい面は他にもあります。
ケガや体を頻繫に痛める方、姿勢が気になる方、運動能力を上げたい方は一度体幹を見直してもいいかもしれません。
当院でも、トレーナー経験、ボディビル競技経験のあるスタッフが、姿勢分析・メニュー作成も行っていますので、ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。